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費用と期間
矯正治療の料金
矯正治療の料金は、自由診療(保険外診療)と健康保険の診療とで分けられます。
一般的に矯正治療は、保険がきかないと思われがちですが、健康保険が適用できる治療もあります。

自費診療(保険外診療)
歯の状態、顎の状態によって料金は多少変わりますが、一般的な治療で70万円程度です。また、複数の装置を併用したり、期間によって、金額が変わることもあります。
お支払いをいただく時期としては、はじめの方に多くの費用がかかります。装置を着けて治療が始まるまでに、50万円弱お支払いいただくことになります。

保険診療
適応
1.顎変形症 顎の骨格的な不正があり、外科手術を併用して矯正治療する場合
2.先天的な疾患 唇顎口蓋裂
ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む)
鎖骨・頭蓋骨異形成
クルーゾン症候群
トリーチャーコリンズ症候群
ピエールロバン症候群
ダウン症候群
ラッセルシルバー症候群
ターナー症候群
ベックウィズ・ウィードマン症候群
尖頭合指症(アペール症候群)
ロンベルグ症候群
先天性ミオパチー
顔面半側肥大症
エリス・ヴァン・クレベルト症候群
軟骨形成不全症
外胚葉異形成症
神経線維腫症
基底細胞母斑症候群
ヌーナン症候群
マルファン症候群
プラダーウィリー症候群
顔面裂
 
費用
1.顎変形症 矯正治療と手術費用も含めて40万円以下でできる場合が多いようです。
2.先天的な疾患 治療期間が長くかかる場合が多く、また治療方法も様々であるため、個々の症例によって違いがあります。保険治療費としては、顎変形症より多くなる可能性が高くなりますが、育成医療という制度が利用できる場合が多く、この制度を利用することで、治療費の負担を少なくすることができます。

育成医療(身体に障害のある児童に対しての医療給付)
当病院は、指定育成医療機関となっておりますので、育成医療制度が利用可能です。詳しくは、当病院業務課もしくは住所地の保健所へお問い合わせください。



補足:医療費が戻ってくる?
1. 高額療養費
同一診療機関での保険診療で、1か月あたりの医療費の自己負担額が一定の金額(自己負担限度額)を超えた時に医療費が払い戻される「高額療養費制度」があります。自己負担限度額は年齢、所得に応じて計算式により算出されますが、一般的には「自己負担限度額=80,100円+(総医療費−267,000円)×1%」となります。手続きは、支給申請書を社会保険事務所、健康保険組合または国民健康保険課に提出します。詳しくはそれぞれの機関にお尋ねください。

2. 税金の医療費控除
その年の医療費の世帯合計額が10万円を超える場合に、超えた分が所得控除の対象となります。
自由診療であっても、子供の矯正費用は全額医療費控除の対象になります。成人の場合も控除対象として認められる場合がありますので、当治療室でお尋ねください。



治療開始時期と治療期間
成人の場合はすぐに治療を開始することができますが、子供の場合は個々の状態によって異なります(成長の度合いによって)。概ねの目安は以下の通りですが、詳しくは検査をしてみないとわからない場合が多くなっています。

治療開始時期
1. 乳歯列期および混合歯列期(I期治療)
骨格やアゴの機能に問題がある場合は、その問題を改善する治療を行います。問題がない場合でも、永久歯への生え替わりに問題がないか経過観察を行います。
その後、永久歯が生えそろう、または成長が終了後、ブラケットをつける治療を行います。

2. 永久歯列期(II期治療)
むし歯や歯周病、顎の痛みなどの問題がなければ、すぐに治療を開始できます。



治療期間
矯正治療は、外から見える装置を着けて歯や顎を動かしている期間と、動かしたものを安定させる期間とに分けられます。一般的に治療期間とは前者のことをさし、その間の治療の間隔は3〜4週間に1回です。
当病院では、最新の治療法を利用して、治療期間の短縮に努めています。
I期治療の場合
子供の場合、成長を利用して治療を行うことが多いので一概に断言することは出来ません。反対咬合の場合、長期の経過観察(成長の終了まで)が必要になることがあります。
II期治療の場合
およそ2〜3年の期間を目標にしますが、患者様の協力が得られない場合治療期間が長引くことがあります。


長崎大学病院内 矯正歯科
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